インターパブリックグループ、2024年に向けて堅実なスタートを切る 成長と経営効率化に注力
$IPG 決算 その他開示インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ(IPG)は、2024年第1四半期は堅調に推移し、欧州、中南米、米国での好調な業績に牽引され、既存事業売上高は1.3%増となった。IPGは、デジタル専門代理店や電気通信分野での課題にもかかわらず、楽観的で、通年で1%から2%の有機的成長を目指している。第1四半期の調整後EBITAマージンは予想通り9.4%だった。さらに、IPGは自社株買いにより6,200万ドルを株主に還元し、6%の増配を発表した。IPGは長期的な成長を見据え、データ、テクノロジー、AIへの投資を継続し、マーケティング・サービスを強化していく。
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AI 決算評価
事業展開
インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ(IPG)は、2024年に向けて堅調なスタートを切り、請求可能費用控除前の売上高は1.3%の既存事業成長率を記録した。広報部門のゴリンは2桁の有機的成長を達成した。ヘルスケアと食品・飲料のクライアントが2桁増となったのを筆頭に、世界のクライアント8部門のうち6部門で成長が見られた。しかし、デジタル専門エージェンシーとハイテク&テレコム・クライアント・セクターの不振が成長の足を引っ張った。
見通し
通期の既存事業成長率は引き続き1%から2%を見込んでおり、調整後EBITA利益率は16.6%を見込んでいる。課題はあるものの、データとテクノロジーを駆使したメディア提供、ヘルスケア・マーケティングの専門知識、PR、エクスペリエンシャル・マーケティング能力などの分野が、長期的な利益率の持続的改善を促進すると予想される。戦略的アップデートには、メディア提供への精度とパフォーマンスのさらなる組み込み、マーケティングサービス能力へのジェネレーティブAIの統合が含まれる。
データ | |
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会社名 | インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ |
自社株買い | 1.9 million shares, returning $62 million |
配当金 | Increased by 6% |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | IPG |
会社名 | インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ |
セクター | 通信サービス |
業種 | Advertising Agencies |
ウェブサイト | https://www.interpublic.com |
時価総額 | $11,421 million |
PER | 11.2 |
配当利回り | 4.4% |