インターパブリック、顧客決定が難航する中、2024年第1四半期は順調なスタートを発表
$IPG 決算 その他開示インターパブリックの2024年第1四半期の業績は堅調な滑り出しとなり、総収入は25.0億ドルと、前年同期の25.2億ドルから若干減少した。純収入は0.3%増の21.8億ドルで、既存事業成長率は1.3%だった。純利益は1億1,040万ドル、希薄化後EPSは0.29ドル、調整後EPSは0.36ドルであった。リストラ費用計上前の調整後EBITAは2億550万ドルで、純収入に対する利益率は9.4%であった。インターパブリックは、重要な継続クライアントからの厳しい決断が今年の見通しに影響を与えたにもかかわらず、通年のオーガニックグロース予想を1~2%に維持し、調整後EBITAマージンは16.6%になると予想している。同社はまた、自社株買い戻しプログラムを継続し、総額6,240万ドルで190万株を買い戻し、1株当たり0.330ドルの普通株現金配当を宣言した。
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AI 決算評価
事業展開
同社の成長の要因は、データとテクノロジーを駆使したメディアの提供、ヘルスケア・マーケティング、PR機能である。また、ジェネレーティブAIの統合とアドビとの提携によるマーケティングサービスの強化も強調された。今回の発表では、M&A活動を通じてコマースとデジタルトランスフォーメーションの能力を拡大することに注力していることが強調された。
見通し
最近の困難なクライアントの決定が通期の見通しに影響を与えたにもかかわらず、インターパブリッ クは楽観的な見方を崩しておらず、通期の既存事業成長率は1〜2%、調整後EBITA利益率は16.6%を目 指している。同社は引き続き、資本還元と戦略的M&Aに注力し、サービス提供を強化していく。
データ | |
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会社名 | インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ |
自社株買い | 1.9 million shares at an aggregate cost of $62.4 million |
配当金 | $0.330 per share |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | IPG |
会社名 | インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ |
セクター | 通信サービス |
業種 | Advertising Agencies |
ウェブサイト | https://www.interpublic.com |
時価総額 | $11,421 million |
PER | 11.2 |
配当利回り | 4.4% |