AMD、厳しい市場環境の中で2023年第2四半期の回復力を示す

$AMD 決算 その他開示

2023年第2四半期のAMDの売上高は54億ドルで、厳しい市場環境のため前年同期から18%減少し、営業損益は2022年第2四半期の5億2,600万ドルの営業利益に対して2,000万ドルの損失となった。しかし、当期純利益は2,700万ドル、希薄化後1株当たり利益は0.02ドルとなった。売上総利益率は46%と安定しており、売上高が変動する中で利益率を維持するAMDの能力が浮き彫りになった。この業績は、第4世代EPYCおよびRyzen 7000プロセッサーの成長と、同社のデータセンターAIソリューションに対する旺盛な需要を示すAIの契約件数が7倍以上に増加したことに助けられ、AMDの回復力を示している。これらのテクノロジーの大幅な立ち上がりと、第4四半期に予定されているMI300アクセラレーターの発売は、高度なプロセッシング・ソリューションに対する世界的な需要の高まりに対応するAMDの継続的なコミットメントを示している。

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AI 決算評価

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事業展開

AMDの2023年第2四半期の業績は、厳しい市場にもかかわらず重要な成果を強調した。主な動きとしては、第4世代EPYCおよびRyzen 7000プロセッサーの力強い立ち上がり、AI契約の大幅な増加、MI300アクセラレーターの発売に向けた進展などが挙げられる。加えて、AMDの業績は各セグメントでばらつきがあり、データセンター・セグメントは第3世代EPYCプロセッサーの販売低迷により減収となったが、エンベデッド・セグメントは産業、ヘルスケア、自動車市場に牽引され成長を遂げた。ゲーミング・セグメントは、ゲーミング・グラフィックス売上高の減少により、若干の減収となった。

見通し

2023年第3四半期を展望すると、AMDはデータセンターおよびクライアント・セグメントにおけるEPYCおよびRyzenプロセッサーの旺盛な需要に牽引された増収を見込んでいるが、これはゲーミングおよびエンベデッド・セグメントの減収により一部相殺される見込みである。


データ
会社名 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
自社株買い 記述なし
配当金 記述なし
特別利益 記述なし
特別損失 記述なし
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ logo

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企業情報

ティッカー AMD
会社名 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
セクター テクノロジー
業種 Semiconductors
ウェブサイト https://www.amd.com
時価総額 $223,762 million
PER 164.8
配当利回り 0.0%