マイクロソフト、クラウドの強さが2024年度第3四半期決算の印象的な要因に
$MSFT 決算 その他開示マイクロソフトは、2024年3月31日に終了した第3四半期の好調な決算を発表し、クラウド事業の大きな影響力を強調した。売上高は619億ドルで、前年比17%増となった。営業利益は23%増の276億ドル、純利益は20%増の219億ドル、希薄化後1株当たり利益(EPS)は20%増の2.94ドルだった。マイクロソフトのクラウドは、前年比23%増の351億ドルの貢献となり、収益の大きな原動力となった。同社は、Office Commercial製品およびクラウドサービス、Dynamics製品およびクラウドサービス、LinkedInの好調な業績に牽引されたProductivity and Business Processesの12%増収をはじめ、様々なセグメントの躍進を強調した。インテリジェントクラウド部門はAzureとサーバー製品に牽引され21%増、よりパーソナルなコンピューティング部門はWindowsの収益とXboxのコンテンツとサービスの増加に牽引され17%増となった。マイクロソフトは当四半期、自社株買いと配当を通じて84億ドルを株主に還元した。
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AI 決算評価
事業展開
マイクロソフトは、Office 365、Dynamics 365、LinkedIn、Azure、Windowsを含む様々な分野での躍進を強調した。主な成長要因は、Azureの収益が31%急増したこと、Dynamics製品とクラウドサービスが19%増加したこと、Activisionの買収によりXboxのコンテンツとサービスの収益が62%増と大きく伸びたことである。また、Microsoft 365のコンシューマー向け契約者数は8,080万人に達し、コンシューマー向け分野での堅調な業績が浮き彫りになった。
見通し
マイクロソフトは、決算電話会議とウェブキャストで将来のガイダンスを発表する予定である。
データ | |
---|---|
会社名 | マイクロソフト |
自社株買い | $8.4 billion |
配当金 | 記述なし |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | MSFT |
会社名 | マイクロソフト |
セクター | テクノロジー |
業種 | Software - Infrastructure |
ウェブサイト | https://www.microsoft.com |
時価総額 | $3,143,272 million |
PER | 35.9 |
配当利回り | 0.7% |