キャリア・グローバル・コーポレーション、好調な2024年第1四半期決算を発表
$CARR 決算 その他開示キャリア・グローバル・コーポレーションは 2024 年第 1 四半期に好調な業績を示し、売上高は前年同期比 17%増となった。売上高の大幅な伸びは、ヴィースマン・クライメート・ソリューションズの買収による16%の寄与によるもので、売却による1%の減少でわずかに相殺された。HVAC部門の既存事業売上高は、米州で2%増、アジア太平洋地域で横ばい、EMEAで10%減と、まちまちの業績となった。第1四半期のGAAPベースの営業利益も買収費用により前年同期比で10%減少し、GAAPベースのEPSは0.29ドル、調整後のEPSは0.62ドルとなった。こうした課題にもかかわらず、調整後の営業利益率は280bp拡大し、純利益は2億6900万ドル、調整後の純利益は5億6500万ドルに達した。さらに、同社は2024年通期の調整後EPSガイダンスを維持し、調整後営業利益率のガイダンスを約15.5%に引き上げ、財務見通しへの自信を反映した。この結果は、2024年に自社株買いを再開する計画も示している。
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事業展開
キャリア・グローバル・コーポレーションは、2024年初めにヴィースマン・クライメート・ソリューションズの買収を完了し、持続可能性と市場でのリーダーシップに重点を置いていることを強調した。さらに、キャリアは4件の取引のうち3件の事業撤退を間近に控えており、これにより同社は年内に純レバレッジを〜2倍に戻すことが可能となる。
見通し
事業撤退時期の前倒しにより0.05ドルの追加的な逆風が吹いているものの、キャリアは2024年通期の調整後EPSガイダンスを2.80ドルから2.90ドルの範囲内で維持し、2024年通期の調整後営業利益率ガイダンスを約15.5%に引き上げた。同社の戦略的焦点は、長期的な持続可能性の傾向、市場のアウトパフォーム、最近の買収による収益とコストの相乗効果に変わりはない。
データ | |
---|---|
会社名 | キャリア・グローバル |
自社株買い | Expected to resume share repurchases in 2024. |
配当金 | 記述なし |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | CARR |
会社名 | キャリア・グローバル |
セクター | 産業 |
業種 | Building Products & Equipment |
ウェブサイト | https://www.corporate.carrier.com |
時価総額 | $59,458 million |
PER | 46.1 |
配当利回り | 1.2% |