S&Pグローバル社、第4四半期および2023年通年で過去最高の業績を達成
$SPGI 決算 その他開示S&P グローバルは、2023 年第 4 四半期および通期の目覚ましい業績を発表し、各部門で力強い 成長を遂げたことを明らかにした。第4四半期の売上高は前年同期比7%増の31億5,200万ドルで、主に格付け部門と合併関連費用の削減が寄与した。GAAPベースの純利益は34%増の5億7,900万ドル、GAAPベースの希薄化後EPSは38%増の1.83ドルとなった。エンジニアリング・ソリューション部門の影響を除けば、売上高は11%の伸びとなる。通期の数字も同様に顕著で、売上高は12%増の124億9,700万ドルとなった。しかし、GAAPベースの純利益は、主に資産売却益とリストラ費用の先行計上により、19%減の26億2,600万ドルとなった。これらの要因を調整すると、純利益は7%増の40億1,900万ドルとなり、調整後希薄化後EPSは13%増の12.60ドルとなった。同社はまた、クリストファー・クレイグを暫定CFOに任命するとともに、配当金11億ドル、自社株買い33億ドルを含む総額44億ドルの大幅な株主還元を発表した。
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事業展開
S&Pグローバルはコストシナジーと収益シナジーの目標を上回り、コストシナジーの実行額は6億1,900万ドル、収益シナジーは1億5,200万ドルとなった。バイタリティの収益は第4四半期に19%、通年で18%増加し、年間総収益の11%を占めた。クリストファー・クレイグを暫定CFOに任命したことも注目される。
見通し
2024年については、S&Pグローバルは5.5%から7.5%の増収、GAAPベースの希薄化後EPSは10.65ドルから10.90ドル、調整後希薄化後EPSは13.75ドルから14.00ドルと予想している。同社は、5億ドルの自社株買い加速プログラムを含め、調整後フリーキャッシュフローの約85%を株主に還元する計画である。
データ | |
---|---|
会社名 | S&Pグローバル |
自社株買い | $3.3 billion |
配当金 | $0.91 per share quarterly |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | SPGI |
会社名 | S&Pグローバル |
セクター | 金融サービス |
業種 | Financial Data & Stock Exchanges |
ウェブサイト | https://www.spglobal.com |
時価総額 | $153,268 million |
PER | 55.0 |
配当利回り | 0.7% |