24/04/24(水) EST 06:01   2024-Q1

オーチス、2024年第1四半期決算を発表：力強いサービスの成長とマージンの拡大を実現

$OTIS 決算 その他開示

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オーティス・ワールドワイド・コーポレーションの2024年第1四半期の売上高は34億ドルで、前年同期比2.7％増、既存事業売上高は3.8％増となった。サービス部門の売上高は特に5.8％増加し、既存事業売上高は6.5％増加した。GAAP基準の1株当たり利益（EPS）は8.9％増の0.86ドル、調整後EPSは10％増の0.88ドルであった。GAAP基準の営業利益率は50bp拡大し、調整後の営業利益率は80bp増加した。しかし、新規設備受注は10％減少し、新規設備受注残高は2％減少したが、恒常為替レートベースではほぼ横ばいであった。メンテナンス・ポートフォリオ部門は4.1%増加した。また、GAAP基準の営業キャッシュフローは1億7,100万ドル、調整後のフリーキャッシュフローは1億5,500万ドルであった。第1四半期の自社株買い戻しは3億ドルで、通期の自社株買い戻し目標を10億ドルに引き上げた。また、四半期配当を14.7％増配した。

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事業展開

オーチスはサービス部門で大きな成功を収め、有機的な売上成長と利益率の拡大を達成した。新規設備受注と受注残は減少したが、メンテナンス・ポートフォリオの台数は増加した。さらに、第1四半期が好調だったことから、自社株買いの目標額と四半期配当が増額された。

見通し

2024年通期のオーチスの売上高は145億～148億ドル、既存事業売上高は3～5％の増加を見込んでいる。既存事業の新車売上高はほぼ横ばい、既存事業のサービス売上高は6～7％の増加を見込んでいる。調整後営業利益は24億ドルから24億5,000万ドル、調整後EPSは3.83ドルから3.90ドルと予想される。調整後フリー・キャッシュフローは16億ドル程度となる見込み。

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