24/04/24(水) EST 07:02   2024-Q1

マスコ・コーポレーション、売上減少のなか2024年第1四半期は好調な業績

$MAS 決算 その他開示

---

ホームセンターおよび建築用品の世界的大手メーカーであるマスコ・コーポレーションは、2024年第1四半期の決算を発表し、売上高は若干減少したものの、回復力を示した。売上高は前年同期比3％減の19億2,600万ドルであった。この減収の一因は、報告ベースでも現地通貨ベースでも配管製品および建築装飾製品の売上が4％減少したことによる。全体的な減収にもかかわらず、マスコ・コーポレーションの営業利益は1％増の3億1,800万ドル、調整後の営業利益は3％増の3億2,200万ドルとなった。営業利益率は60ベーシスポイント増の16.5%、調整後営業利益率は90ベーシスポイント増の16.7%と顕著な改善を達成した。1株当たり利益は0.97ドル、調整後1株当たり利益は8％増の0.93ドルとなった。

⧉元の報告書を表示
⧉Yahoo Finance(米)で株価チェック

AI 決算評価

事業展開

マスコ・コーポレーションは2024年第1四半期に顕著な回復力と効率性の改善を報告したが、これは売上総利益率の上昇と、大幅な自社株買いを含む継続的な資本配分戦略によって証明された。売上高が若干落ち込むなかでも、イノベーションと経営効率に戦略的に重点を置いたことが好業績に貢献した。

見通し

マスコ・コーポレーションは、2024年の1株当たり利益が4.00ドルから4.25ドルの範囲内に収まるとの見通しを継続しており、将来の業績と経営効率に対する自信を示している。ブランド投資、技術革新、規律ある資本配分へのコミットメントにより、長期的な株主価値の維持が期待される。

---