パッケージング・コーポレーション・オブ・アメリカ、市場需要が変化する中、2024年第1四半期は好調に推移

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パッケージング・コーポレーション・オブ・アメリカ(PCA)は、2024年度第1四半期の純利益を1億4,700万ドル(1株当たり1.63ドル)、特別項目を除いた調整後の純利益は1億5,500万ドル(1株当たり1.72ドル)と発表した。売上高は前年並みの20億ドルを達成した。パッケージング部門と製紙部門における価格と構成比の低下、定期操業停止費用の増加、インフレ圧力などの課題に直面したにもかかわらず、同社は特筆すべき業績を達成した。これは主に、パッケージング・紙部門の数量増加、営業・加工・物流コストの減少、支払利息の減少によるものである。同社の戦略的な業務効率化、コスト管理への注力、需要増への効率的な対応に継続的に重点を置いたことが、不利な市場環境の克服に貢献した。加えて、PCAは4月1日より全ての紙種でトン当たり100ドルの値上げを発表し、変化する市場需要に対応するための積極的な対策を示した。

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事業展開

パッケージング部門と製紙部門の販売量増加、全用紙グレードでトン当たり100ドルの値上げを発表、生産量と出荷量の増加にもかかわらず段ボール原紙の在庫を削減、アラバマ州ジャクソン工場の操業を予定より早く再開。

見通し

PCAでは、2024年第2四半期もパッケージング部門の旺盛な需要と出荷量の増加を見込んでおり、1株当たり2.07ドルの利益を見込んでいる。同社は、発表済みの値上げにより、価格と構成比の上昇を見込んでいる。製紙セグメントでは、定期メンテナンス停止により数量が若干減少し、平均価格と構成比が若干低下すると予想される。営業費および加工費は若干の減少が見込まれ、鉄道運賃の値上げにより運賃および物流費は増加すると予想される。


データ
会社名 パッケージング・コーポレーション・オブ・アメリカ
自社株買い 記述なし
配当金 記述なし
特別利益 記述なし
特別損失 Certain costs at the Jackson, AL mill for paper-to-containerboard conversion related activities.
パッケージング・コーポレーション・オブ・アメリカ logo

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企業情報

ティッカー PKG
会社名 パッケージング・コーポレーション・オブ・アメリカ
セクター 一般消費財
業種 Packaging & Containers
ウェブサイト https://www.packagingcorp.com
時価総額 $17,315 million
PER 24.1
配当利回り 2.6%