キンバリー・クラーク、堅調な第1四半期を受けて2024年の見通しを上方修正
$KMB 決算 その他開示キンバリー・クラーク・コーポレーションは2024年度第1四半期の業績を発表し、為替の影響と事業売却により純売上高が51億ドルとわずかに1%減少したものの、既存事業売上高が6%の伸びを示し、ダイナミックなスタートを切ったことを明らかにした。当四半期は、革新的な製品の投入と継続的な生産性向上により、調整後1株当たり利益(EPS)が20%増の2.01ドルと大幅な伸びを示したことが際立っている。売上総利益率は、コスト・インフレの中で効率的な事業運営を行った結果、390ベーシス・ポイント増の37.1%と大幅に改善した。営業利益は8億5,300万ドルで、前年度から大幅に増加し、調整後の営業利益は14%増加した。既存事業売上高は特に発展途上国および新興市場において15%増と大きく伸びたが、先進国市場では2%減となった。
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事業展開
キンバリー・クラークの第 4 四半期は、ハイパーインフレ経済下での価格上昇と、各市場セグメントでの数量・構成比の上昇を原動力とする力強い既存事業成長を強調した。重要なマイルストーンとして、特に発展途上国および新興市場において数量増に貢献した一連の革新的な製品の発売があった。
見通し
2024年に堅調なスタートを切ったキンバリー・クラークは、今年の見通しを引き上げた。既存事業売上高は1桁台半ば、調整後営業利益と調整後1株当たり利益は恒常為替レートベースで10%台前半の成長が見込まれる。この修正見通しは、為替換算による400ベーシス・ポイントのマイナス影響と事業売却による120ベーシス・ポイントのマイナス影響が報告売上高に見込まれるにもかかわらず、同社が継続的な成長軌道に自信を持っていることを示すものである。
データ | |
---|---|
会社名 | キンバリークラーク |
自社株買い | $452 million returned to shareholders through dividends and repurchases of common stock. |
配当金 | 記述なし |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | KMB |
会社名 | キンバリークラーク |
セクター | 生活必需品 |
業種 | Household & Personal Products |
ウェブサイト | https://www.kimberly-clark.com |
時価総額 | $43,438 million |
PER | 24.7 |
配当利回り | 3.8% |