オラクル、クラウドの成長加速により2023年度の売上高が過去最高の500億ドルに到達

$ORCL 決算 重要開示 その他開示

オラクル・コーポレーションは、2023年度第4四半期および通期の業績を発表し、大きな成果を挙げた。通期では、売上高が500億ドルと過去最高を記録し、米ドル換算で18%増、恒常為替レートベースで22%増となった。第4四半期の貢献は顕著で、総収益は138億ドルで、米ドル換算で17%、恒常為替レートベースで18%増加した。増収の大部分はオラクルのクラウドサービスによるもので、第4四半期のクラウド収益(IaaSとSaaS)は米ドルベースで54%増、恒常為替レートベースで55%増の44億ドルだった。特に、クラウド・インフラストラクチャ(IaaS)部門は米ドルベースで76%、恒常為替レートベースで77%と顕著な伸びを示し、クラウド・アプリケーション(SaaS)部門の収益は米ドルベースで45%、恒常為替レートベースで47%増加した。オラクルの第4四半期のGAAPベースの1株当たり利益は1.19ドル、非GAAPベースの1株当たり利益は1.67ドルであった。年間成長率を牽引したのは同社のクラウドアプリケーションとインフラストラクチャセグメントで、恒常為替レートベースで合計50%の成長率を記録した。年末の業績は、オラクルの堅調な財務実績と、クラウドベースのサービスに対する戦略的フォーカスの成功を浮き彫りにした。

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AI 決算評価

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事業展開

オラクルの発表は、インフラストラクチャー(IaaS)とアプリケーション(SaaS)の両分野によるクラウド・サービス収益の大幅な増加など、主要なクラウドの成果に焦点を当てたものだった。オラクルがクラウド・インフラストラクチャとアプリケーションに注力していることは、これらの分野での大幅な成長率によって実証されている。第4四半期および通期ともに、Cernerが総収益に貢献したことで、Cernerがオラクルの全体的な業績に統合されたことが明確になった。さらにオラクルは、Gen2 CloudがGenerative AIワークロードの実行に採用されていることを強調し、その優れたGPUクラスタ技術を強調した。

見通し

オラクルの次年度見通しは依然として楽観的で、サフラ・カッツ最高経営責任者(CEO)は、クラウド・アプリケーションとインフラ事業の成長加速が原動力となり、今年も好調に推移するとの自信を示している。インフラやアプリケーションを含むクラウド・セグメントへの戦略的注力は、今後も成長を促進する見通しだ。さらに、オラクルのGen2 Cloudは、Generative AIワークロードの主要な選択肢と位置付けられており、クラウド分野での期待される成長と進歩がさらに強化される。


データ
会社名 オラクル・コーポレーション
自社株買い 記述なし
配当金 $0.40 per share
特別利益 記述なし
特別損失 記述なし
オラクル・コーポレーション logo

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企業情報

ティッカー ORCL
会社名 オラクル・コーポレーション
セクター テクノロジー
業種 Software - Infrastructure
ウェブサイト https://www.oracle.com
時価総額 $340,485 million
PER 32.8
配当利回り 1.3%