ユニオン・パシフィック航空、第4四半期は好調も2023年通期業績は減少
$UNP 決算 その他開示ユニオン・パシフィック・コーポレーションは2023年第4四半期および通期の決算を発表し、混迷した結果となった。第4四半期の純利益は17億ドル、希薄化後1株当たり利益は2.71ドルで、純利益、1株当たり利益ともに1%増加し、前年からわずかに改善した。しかし、通期決算では減益となり、純利益は前年比9%減の64億ドル、希薄化後1株当たり利益は同7%減の10.45ドルとなった。様々な結果が出たものの、ユニオン・パシフィックのジム・ヴェナCEOは、安全性、サービス、オペレーショナル・エクセレンスにおける業界リーダーとなる、という戦略目標の達成に向けた同社の軌道について楽観的な見方を崩していない。主な業績ハイライトとしては、第4四半期の営業収入は、燃料サーチャージ収入の減少および事業構成により相殺されたものの、物量の増加とコア価格の上昇により横ばいの62億ドルとなった。
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事業展開
2023年、ユニオン・パシフィック航空は運行効率を飛躍的に向上させ、リソースの利用率を改善した。これは、貨車速度と機関車の生産性を14%向上させ、平均最大列車長を2%増加させ、労働生産性を4%向上させるなど、好調なサービス指標を牽引した。しかし、燃料消費率が3%悪化し、平均最大列車長が前年同期比で横ばいとなるなど、課題もあった。
見通し
ユニオン・パシフィックは、国際複合一貫輸送事業の損失、石炭需要の減少、軟調な経済状況により、厳しい輸送量の見通しを予想している。しかしながら、同社はインフレ・ドルを上回る価格設定を達成する見込みであり、2024年に向けて34億ドルの資本計画をコミットしているが、第1四半期には自社株買いは予定していない。
データ | |
---|---|
会社名 | ユニオン・パシフィック・コーポレーション |
自社株買い | 3.5 million shares at an aggregate cost of $712 million |
配当金 | 記述なし |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | UNP |
会社名 | ユニオン・パシフィック・コーポレーション |
セクター | 産業 |
業種 | Railroads |
ウェブサイト | https://www.up.com |
時価総額 | $144,831 million |
PER | 22.7 |
配当利回り | 2.3% |