サーモフィッシャーサイエンティフィックの第4四半期は困難の中、着実な成長を示す
$TMO 決算 その他開示サーモフィッシャーサイエンティフィック(NYSE:TMO)は、2023年第4四半期および通期の業績を発表した。第4四半期の売上高は108億9,000万ドルで、前年同期比5%減となったが、その主な要因は、中核的な有機的売上高が4%減少したことによる。にもかかわらず、GAAP基準の希薄化後1株当たり利益(EPS)と調整後1株当たり利益(EPS)は5%増加し、それぞれ4.20ドル、5.67ドルとなった。通年の売上高は428億6,000万ドルで、前年比5%の減収となった。その他の業績ハイライトとしては、GAAP基準の希薄化後EPSが通年で15.45ドル、調整後EPSが21.55ドルであった。同社はこれらの業績について、PPIビジネスシステムによる強力な実行力、サーモサイエンティフィックTMオービトラップTMアストラルTM質量分析計の発売などの製品イノベーションの進展、ザ・バインディング・サイトやコルエビタスなどの戦略的買収によるものだとしている。サーモ・サイエンティフィックはまた、企業の社会的責任にも重点を置き、ネット・ゼロのロードマップに向けて前進し、世界的な健康の公平性に関するイニシアチブを支援した。自社株買いや配当を通じて35億ドルを株主に還元することについても大きく言及した。
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事業展開
サーモ・フィッシャーは、オービトラップ・アストラル質量分析計やアクアネックス超純水精製システムなどの革新的な新製品の発売など、いくつかの重要な事業展開を強調した。さらに、The Binding Site社やCorEvitas社などの戦略的買収により、同社の製品ラインアップが強化された。同社はまた、ソウルのバッテリー製造センターなど、新たなカスタマー・エクセレンス・センターやエクスペリエンス・センターを開設し、商業エンジンと顧客体験の向上に注力した。
見通し
データ | |
---|---|
会社名 | サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック |
自社株買い | $3.5 billion through stock buybacks |
配当金 | $0.523 billion |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | TMO |
会社名 | サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック |
セクター | ヘルスケア |
業種 | Diagnostics & Research |
ウェブサイト | https://www.thermofisher.com |
時価総額 | $210,799 million |
PER | 35.5 |
配当利回り | 0.3% |