CBRE、プロジェクト管理事業を統合へ
$CBRE概要
CBREグループは、プロジェクト管理事業を子会社のターナー&タウンゼントと統合する計画を発表しました。この統合により、CBREは新たに形成される事業の70%を所有し、ターナー&タウンゼントのパートナーが残りの30%を保持します。統合後の事業は、世界60カ国以上で2万人以上の従業員を擁し、インフラやグリーンエネルギーへの投資増加を背景に成長が期待されています。
統合の背景と目的
CBREは、プロジェクト管理事業をターナー&タウンゼントと統合することで、規模と能力の面で他に類を見ない提供体制を構築することを目指しています。インフラやグリーンエネルギー、従業員体験への投資増加が成長の原動力となると見込まれています。
統合後の所有構造
統合が完了すると、CBREは新たに形成されるターナー&タウンゼント/CBREプロジェクト管理事業の70%を所有し、ターナー&タウンゼントのパートナーが残りの30%を保持します。CBREは2021年11月にターナー&タウンゼントの60%の株式を取得しており、以来、同社の収益は年率20%以上で成長しています。
経済的影響と期待される成果
統合によるシナジー効果は、2027年末までに約0.15ドルのコアEPSの増加をもたらすと予想されています。この投資には約7000万ドルが必要で、取引コストは含まれていません。
リーダーシップと将来の展望
統合後の事業は、ターナー&タウンゼントのCEOであるヴィンセント・クランシー氏が率いることになります。CBREのボードは、クランシー氏をボードメンバーに任命する予定で、再生可能エネルギーやインフラ分野での経験を活かした貢献が期待されています。
企業情報
ティッカー | CBRE |
会社名 | CBREグループ |
セクター | 不動産 |
業種 | Real Estate Services |
ウェブサイト | https://www.cbre.com |
時価総額 | $26,758 million |
PER | 27.3 |
配当利回り | 1.7% |