アメリカン・タワー、シニアノート発行で資金調達
アメリカン・タワー(NYSE: AMT)は、2030年と2035年に満期を迎えるシニア無担保ノートの公募価格を発表しました。総額はそれぞれ6億5000万ドルと3億5000万ドルで、利率は年4.900%と5.350%です。この発行により、同社は約9億8890万ドルの純収入を見込んでおり、2025年に満期を迎える2.400%のシニア無担保ノートの返済や、既存の6億ドルの多通貨リボルビングクレジットファシリティの返済、一般的な企業目的に使用する予定です。
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インベスコ、2025年2月末の運用資産を発表
インベスコ(NYSE: IVZ)は、2025年2月末時点での運用資産(AUM)が1兆8886億ドルであることを発表しました。これは前月末と比較して0.7%の減少を示しています。同社は2月中に60億ドルの長期純流入を達成しましたが、非管理報酬収益の純流入は44億ドル、マネーマーケットの純流出は71億ドルでした。市場の不利なリターンによりAUMは200億ドル減少しましたが、為替の影響で20億ドル増加しました。
アクソン、シニアノート発行で資金調達を拡大
アクソンは、2030年と2033年に満期を迎えるシニアノートの発行を通じて、総額1,750百万ドルの資金調達を行うことを発表しました。この発行は、証券法の登録要件を免除されたプライベートオファリングとして行われ、当初の発行予定額1,500百万ドルから増額されました。調達した資金は、一般的な企業目的に使用される予定で、既存の転換社債の買戻しや、成長支援のための資本提供、製品ラインや技術の取得に充てられる可能性があります。
エクストラ・スペース、5.4%シニアノート発行
エクストラ・スペース・ストレージ(NYSE: EXR)は、2025年3月10日に5.4%のシニアノートを発行することを発表しました。このノートは2035年に満期を迎え、発行額は5億ドルです。発行価格は額面の99.830%で、BofAセキュリティーズなどが共同主幹事を務めます。調達資金は、クレジットラインや商業手形プログラムの返済、一般的な企業運営資金、潜在的な買収機会の資金に充てられる予定です。
アムコアとベリー、米国での独禁法クリア
アムコアとベリー・グローバルは、2025年中頃に予定されている両社の合併に向けて、米国の独占禁止法に基づく待機期間が終了したことを発表しました。これにより、合併完了に必要な条件の一つが満たされました。さらに、中国とブラジルからも独禁法の承認を受けており、残る規制当局の承認取得に向けた進捗も順調です。両社は、2025年中頃の取引完了を見込んでいます。
サウスウエスト航空、2025年の新戦略を発表
サウスウエスト航空は、2025年のJ.P.モルガンカンファレンスで、今後の戦略と目標を発表しました。新たな収益源の創出やコスト削減を目指し、さまざまな取り組みを進めています。特に、座席指定や追加の足元スペースの販売、ロイヤルティプログラムの最適化、オンライン旅行代理店との提携強化などが注目されています。これらの施策により、2025年と2026年のEBIT(利息・税金控除前利益)の大幅な増加を見込んでいます。
ペイパル、ジョイ・チック氏を取締役に迎える
ペイパル・ホールディングス(NASDAQ: PYPL)は、2025年3月10日、ジョイ・チック氏が同社の取締役会に加わることを発表しました。チック氏は、マイクロソフトでの26年以上の経験を持ち、特にAIとセキュリティ分野での専門知識を活かし、ペイパルの成長と革新を支える役割を担います。ペイパルは、今後10年間で商取引を根本的に変革することを目指しており、AIの統合を加速させる計画です。
デルタ航空、2025年3月期の業績見通しを発表
デルタ航空は、2025年3月11日に開催された産業会議で、2025年3月期の業績見通しを発表しました。デルタ航空は、消費者および企業の信頼感の変化や、石油価格の下落など、マクロ経済の不確実性が増している中で、堅実な利益を維持することを目指しています。特に、プレミアム、ロイヤルティ、トランスアトランティックおよび太平洋地域の収益の強さが強調されました。デルタ航空は、業界をリードする運用およびコスト管理を通じて、持続可能な価値創造を追求しています。
EQT社とEQM社の入札と同意勧誘の早期結果
EQT Corporationとその子会社であるEQM Midstream Partners, LPは、2025年3月10日に、以前に発表された入札と同意勧誘の早期結果を発表しました。EQTは、2027年に満期を迎える3.900%シニアノートを、EQMは6.500%シニアノートを現金で購入することを目的としています。これにより、EQMは制限条項を削除するための同意を得ることを目指しています。
オラクルの2025年第3四半期業績分析
オラクルは2025年第3四半期において、特にクラウドサービス分野での顕著な成長を示しました。クラウドサービスの拡大は、同社の戦略的な重点分野であり、競争が激化する市場でのリーダーシップを維持するための重要な要素です。報告書では、成長と運営効率の向上を示すいくつかの重要な指標が明らかにされ、オラクルの革新へのコミットメントと市場での優位性を維持するための目標が強調されています。
エクセロン、サイバーセキュリティの専門家を取締役に任命
エクセロンは、米国最大の公益事業会社として、技術革新と安全性の向上を目指しています。2025年3月10日、同社はサイバーセキュリティの専門家であるデビッド・デウォルト氏を取締役に任命しました。デウォルト氏は、サイバーセキュリティ企業ナイトドラゴンの創設者兼CEOであり、これまでにFireEyeやMcAfeeといった業界のリーダーを率いてきた経験を持ちます。彼の専門知識は、エクセロンが顧客データの安全性を確保しつつ、インテリジェントグリッドの構築を進める上で重要な役割を果たすと期待されています。
ドミノ・ピザ、経営陣の昇進を発表
ドミノ・ピザは、2025年3月10日に3名の幹部の昇進を発表しました。ジョセフ・ジョーダン氏が最高執行責任者兼米国社長に、ウェイキング・ン氏が国際担当副社長に、ライアン・ムラリー氏が法務担当副社長兼企業秘書に昇進します。これらの昇進は、同社の「Hungry for MORE」戦略をさらに推進するための組織構造の変革を示しています。
ServiceNow、Moveworks買収でAI活用を加速
ServiceNowは、企業の業務変革を支援するAIプラットフォームとして、Moveworksの買収を発表しました。この買収により、ServiceNowのエージェンティックAIと自動化の強みがMoveworksのフロントエンドAIアシスタントと企業検索技術と組み合わさり、企業全体でのAIの採用と革新を加速させることが期待されています。
Dexcom、取締役会にRenée Galá氏を任命
グルコースバイオセンシングのリーダーであるDexcom, Inc.は、2025年3月6日付でRenée Galá氏を取締役会に任命したことを発表しました。Galá氏は、ライフサイエンス分野での豊富な財務、戦略、運営のリーダーシップ経験を持ち、現在はJazz Pharmaceuticalsの社長兼COOを務めています。彼女の国際的な事業拡大とビジネス開発の経験は、Dexcomの成長に貢献することが期待されています。
シンシナティ・フィナンシャルの成長戦略とリスク管理
シンシナティ・フィナンシャルは、1950年以来の成功した戦略を基に、持続的な成長とリスク管理を強化しています。2025年3月10日に開催された投資家向けプレゼンテーションでは、同社の財務状況、投資アプローチ、リスク管理の詳細が明らかにされました。特に、商業ラインや個人ライン、生命保険の運営におけるパネルディスカッションが行われ、同社の長期的な成長を支える要因が強調されました。
ダイアモンドバック・エナジー、シニアノート発行を発表
ダイアモンドバック・エナジー(NASDAQ: FANG)は、2025年3月6日に1,200百万ドルのシニアノート発行を発表しました。このノートは5.550%の利率で、2035年4月1日に満期を迎えます。発行価格は額面の99.937%で、調達資金は企業の一般的な目的に使用される予定です。特に、Double Eagle IV Midco, LLCの子会社の買収に関連する費用の一部に充てられます。ノートの発行は2025年3月20日に完了する見込みです。
カーディナルヘルス、新取締役に技術リーダーを迎える
カーディナルヘルスは、2025年3月7日付で新たに2名の独立取締役を迎え入れることを発表しました。新取締役には、Definitive Healthcare Corp.の元CEOであるロバート・マッスルホワイト氏と、SolarWinds Corporationの現CEOであるスダカール・ラマクリシュナ氏が選ばれました。両氏はそれぞれ20年以上のリーダーシップ経験を持ち、特に技術とデータ分析の分野での専門知識を活かして、カーディナルヘルスの成長と革新を支えることが期待されています。
アムコア、ベリー社を完全子会社化へ
アムコアは2024年11月19日、ベリー社との合併契約を締結しました。この合併により、ベリー社はアムコアの完全子会社となり、ニューヨーク証券取引所から上場廃止される予定です。合併後の財務状況を示すプロフォーマ財務諸表が公開され、合併と関連する資金調達取引の影響が反映されています。これにより、アムコアはベリー社の全株式を約105億ドルで取得し、ベリー社の負債を削減する計画です。
Axon、転換社債のプライベート交換を発表
Axon Enterprise, Inc.(以下、Axon)は、2027年に満期を迎える0.50%転換社債の一部を、現金と普通株式で交換するプライベート交渉を行ったと発表しました。この交換により、Axonは約407.5百万ドルの社債を交換し、約100万株の普通株式を発行する予定です。交換の完了は2025年3月13日頃を予定しており、これによりAxonの発行済み社債は約282.5百万ドルとなります。
フィリップモリス、カナダでの訴訟解決計画を承認
フィリップモリスインターナショナル(PMI)は、カナダの関連会社であるロスマンズ、ベンソン&ヘッジス(RBH)が、カナダでのタバコ製品関連の訴訟を解決するための計画が裁判所により承認されたことを発表しました。この計画により、RBHとその関連会社に対するすべての訴訟が解決され、PMIも含まれることになります。計画の一環として、RBH、インペリアルタバコカナダ、JTI-マクドナルドは、合計325億カナダドルの和解金を支払うことになります。