純正部品メーカー、2024年第1四半期は控えめな業績と前向きな見通しを発表
$GPC 決算 その他開示ジェニュイン・パーツ・カンパニー（GPC）は2024年第1四半期の業績を発表し、売上高は前年同期比0.3％増の58億ドルと微増となった。希薄化後1株当たり利益（EPS）は16.8％減の1.78ドルと大幅に減少したが、調整後希薄化後EPSは、グローバル・リストラクチャリングに関連する非経常的費用を反映し、3.7％増の2.22ドルと小幅な増加にとどまった。純利益も前年の3億400万ドルから2億4900万ドルに減少した。この結果について同社は、買収による恩恵と、既存店売上高の減少や為替などのマイナス影響による課題によるものだとしている。自動車部品部門は若干の増収となったが、産業部品部門は減収となった。しかし、両セグメントとも利益率は改善した。今後の見通しとして、GPCは2024年通期の見通しを1株当たり利益で若干上方修正し、増収見通しは従来通りとしている。同社は事業から3億1,800万ドルの現金を生み出し、配当と自社株買いを通じて株主に価値を還元した。
⧉元の報告書を表示⧉Yahoo Finance(米)で株価チェック
AI 決算評価
事業展開
同社は、米国自動車事業の改善と業務規律が収益改善につながったとしている。GPCはまた、事業と収益性を強化するための戦略的イニシアティブ、特に買収に注力した。
見通し
GPCは2024年通期ガイダンスを更新し、総売上高成長率を3％から5％、調整後の希薄化後1株当たり利益を9.80ドルから9.95ドルと予想する。GPCは、厳しい市場環境に直面しながらも経営と財務の規律を維持し、成長のための戦略的イニシアチブを継続することを目指している。キャッシュフローと資本配分計画は引き続き堅固であり、M&Aと設備投資に多額の投資を行っている。
| データ | |
|---|---|
| 会社名 | ジェニュイン・パーツ・カンパニー |
| 自社株買い | $38 million |
| 配当金 | $133 million |
| 特別利益 | 記述なし |
| 特別損失 | $62 million (related to global restructuring) |
企業情報
| ティッカー | GPC |
| 会社名 | ジェニュイン・パーツ・カンパニー |
| セクター | 一般消費財 |
| 業種 | Auto Parts |
| ウェブサイト | https://www.genpt.com |
| 時価総額 | $19,275 million |
| PER | 15.4 |
| 配当利回り | 2.9% |