UPS、2023年第1四半期決算を発表:数量減少環境への調整
$UPS 決算 その他開示UPSは、2023年第1四半期の連結売上高が、2022年第1四半期の244億ドルから6.0%減の229億ドルに減少したと発表した。連結営業利益も前年同期比21.8%減の25億ドルとなり、調整後の連結営業利益は26億ドルとなった。希薄化後EPSは2.19ドル、調整後希薄化後EPSは2.20ドルで、いずれも前年の3.05ドルから大幅に減少した。この結果は、米国の小売売上高の減速とアジアにおける継続的な需要の低迷の影響を反映している。しかしながら、UPSは達成可能な要因のコントロールに重点を置き、厳しいマクロ環境にもかかわらず、第1四半期の連結営業利益と利益率はベースケース目標に沿ったものとなった。米国内セグメントの売上高は、主に1日あたりの平均輸送台数が5.4%減少したことにより、0.9%の微減となった。国際セグメントは、主に1日平均取扱量が6.2%減少したことにより、6.8%の減収となった。サプライ・チェーン・ソリューション部門の収入は、主にフォワーディングの相場下落および取扱量の減少により、22.5%の大幅減収となった。今後の見通しとして、UPSは、通期の売上高および調整後営業利益率は、前回発表した予想範囲の下限となる見込みで、連結売上高は約970億ドル、調整後営業利益率は約12.8%と予想している。
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AI 決算評価
事業展開
全体的な取扱高と収益の減少にもかかわらず、UPS は厳しいマクロ経済環境の中で、コストを抑制し、生産性を向上させるための多大な努力を強調した。同社は効率化と成長イニシアティブへの投資を継続している。
見通し
UPSは、世界的な物量状況の悪化と消費者行動の変化により、2023年の業績見通しを前回発表した範囲の下限に修正し、連結売上高を約970億ドル、調整後の営業利益率を約12.8%と見込んでいる。UPSは、厳しい需要サイクルを乗り切るため、コスト抑制と生産性向上に重点を置いた戦略的イニシアティブに引き続き取り組んでいく。
データ | |
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会社名 | ユナイテッド・パーセル・サービス |
自社株買い | around $3 billion |
配当金 | about $5.4 billion |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | UPS |
会社名 | ユナイテッド・パーセル・サービス |
セクター | 産業 |
業種 | Integrated Freight & Logistics |
ウェブサイト | https://www.ups.com |
時価総額 | $114,884 million |
PER | 19.4 |
配当利回り | 4.8% |