UPS、2023年第2四半期決算を発表 減収減益を強調
$UPS 決算 その他開示UPSは2023年第2四半期の業績を発表し、前年同期比で減収減益となったことを明らかにした。同社が発表した連結売上高は221億ドルで、前年同期比10.9%の減収となった。連結営業利益は28億ドルで、2022年第2四半期から21.4%減少した。当四半期の希薄化後1株当たり利益(EPS)は2.42ドル、調整後希薄化後EPSは2.54ドルで、前年同期比22.8%減となった。同社は減収の一因として、米国内セグメントにおける1日あたりの平均取扱数量が9.9%減少したことを挙げているが、これは主に1個あたりの売上高がわずかに増加したことで相殺された。国際部門では、1 日平均取扱量が 6.6%減少し、アジアのトレードレーンが引き続き軟調であったため、13%の減収となった。サプライ・チェーン・ソリューション事業では、ヘルスケア事業を含むロジスティク ス事業の伸びで若干相殺されたものの、フォワーディング事業の相場下落および取扱量の減少により、23.4%の大幅減収となった。
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事業展開
UPS は、30 万人以上の従業員を対象とする労働協約をチームスターズと締結した。アジア航路の軟化により国際セグメントで特に顕著であった1日平均貨物量の減少に加え、サプライ・チェーン・ソリューションの市況および貨物量の減少が課題となった。
見通し
同社は2023年通期の連結売上高予想を約930億ドルに、調整後の営業利益率を約11.8%に引き下げたが、これは主に労働交渉の影響とチームスターズとの合意に関連するコストによるものである。UPSは、約53億ドルの資本支出、取締役会の承認を条件とする約54億ドルの配当支払い、約30億ドルの自社株買いを含む資本配分計画を再確認した。
データ | |
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会社名 | ユナイテッド・パーセル・サービス |
自社株買い | Around $3 billion |
配当金 | Around $5.4 billion |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | UPS |
会社名 | ユナイテッド・パーセル・サービス |
セクター | 産業 |
業種 | Integrated Freight & Logistics |
ウェブサイト | https://www.ups.com |
時価総額 | $114,884 million |
PER | 19.4 |
配当利回り | 4.8% |