ウォルマート、好調な24年度第2四半期決算:売上高と営業利益が急増

$WMT 決算 その他開示

ウォルマート・インクは2024年度第2四半期決算を発表し、連結売上高が5.7%増の1,616億ドル、連結営業利益が6.7%増となった。Eコマースの売上高は世界的に24%増加し、GAAPベースのEPSは2.92ドル、調整後のEPSは1.84ドルとなった。ウォルマートU.S.での6.4%増という好調な売上高と、ピックアップ&デリバリーが牽引した米国でのEコマース売上高の24%増が主なハイライトであった。さらに、ウォルマート・コネクトの広告売上高が36%増加したことは、同社の広告ベンチャーが大きく成長したことを示すものである。当四半期、ウォルマートのキャッシュフローは大幅に改善し、営業キャッシュフローは182億ドル、フリーキャッシュフローは90億ドルとなった。さらに、同社は継続中の自社株買いプログラムの一環として、80万株(12億ドル)を買い戻した。

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AI 決算評価

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事業展開

ウォルマートは、eコマースの売上が世界全体で24%伸びたこと、広告ベンチャーのウォルマート・コネクトが36%増と大きく成長したことなど、重要な事業展開を報告した。また、食料品とヘルス&ウェルネスの売上が好調であった一方、一般消費財の売上は小幅に減少した。ウォルマートは、セグメントを超えたオムニチャネルモデルに注力しており、これが好調な業績の重要な要因となっている。

見通し

ウォルマートは2024年度のガイダンスを上方修正したが、これは事業の勢いが持続していることと、価値提案に対する顧客の強い反応を反映したものである。第3四半期の連結売上高は約3.0%増、連結営業利益は約1.0%増を見込んでいる。2024年度の調整後EPS予想は6.36~6.46ドルに設定されている。同社は、消費者環境は全般的に安定していると予想しており、世界的な製品とフォーマットのミックスによる継続的な課題を見込んでいる。


データ
会社名 ウォルマート
自社株買い 8.0 million shares, $1.2 billion
配当金 記述なし
特別利益 記述なし
特別損失 記述なし
ウォルマート logo

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企業情報

ティッカー WMT
会社名 ウォルマート
セクター 生活必需品
業種 Discount Stores
ウェブサイト https://corporate.walmart.com
時価総額 $482,217 million
PER 31.3
配当利回り 1.4%