IBM、第4四半期の好調な業績で2024年への期待が高まる
$IBM 決算 その他開示IBMの2023年第4四半期決算は堅調な財務実績を示し、報告された総収入は174億ドルで、恒常為替レートベースで3%増を含む4%増となった。ソフトウェア部門、コンサルティング部門、インフラ部門はいずれも増収となり、それぞれ3%増(恒常為替レートベースで2%増)、6%増(恒常為替レートベースで5%増)、3%増(恒常為替レートベースで2%増)となった。売上総利益率は59.1%(GAAP基準)、60.1%(非GAAP基準)に改善し、税引前利益率は21.6%(GAAP基準)、24.0%(非GAAP基準)に上昇した。通年では、IBMの売上高は619億ドルで、2%増加した。特筆すべきは力強いキャッシュ創出で、営業活動による純キャッシュは前年比35億ドル増の139億ドル、フリーキャッシュフローは19億ドル増の112億ドルに達した。さらに、配当金として15億ドルを株主に還元した。2024年に向けて、IBMは1桁台半ばのモデルで継続的な収益成長を見込んでおり、フリーキャッシュフローは約120億ドルを見込んでいる。
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AI 決算評価
事業展開
IBMは、ハイブリッド・クラウドとAI製品の採用により、ソフトウェア、コンサルティング、インフラストラクチャーを中心に、すべてのセグメントで力強い収益の伸びを示した。同社は研究開発と人材に多額の投資を行い、ハイブリッド・クラウドとAIの能力を強化するために9件の買収を完了し、イノベーションと成長へのコミットメントを示した。
見通し
2024年については、IBMは1桁台半ばのモデルに沿って収益成長を予測し、約120億ドルのフリー・キャッシュ・フローを見込んでいる。この将来見通しに関する声明は、IBMの継続的な成長軌道と経営基盤に対する自信を反映したものです。
データ | |
---|---|
会社名 | IBM |
自社株買い | 記述なし |
配当金 | $1.5 billion |
特別利益 | 記述なし |
特別損失 | 記述なし |
企業情報
ティッカー | IBM |
会社名 | IBM |
セクター | テクノロジー |
業種 | Information Technology Services |
ウェブサイト | https://www.ibm.com |
時価総額 | $176,353 million |
PER | 21.2 |
配当利回り | 3.6% |